2010年3月6日土曜日

活字へ2

活字の続き、
タイプライターはタイプライターで
いいですよね。
英文タイプに加え、和文タイプも持ってます。

 和文のタイプライター


昔、文通にハマっていた頃、時間かけて打ってたりしました。
ただ、和文タイプとはいえ、カタカナなので、むかしのドラマの
脅迫状みたいな雰囲気になります。
こういうのも凝りだすときりがない。
olivettiはまだ、バレンタインは復刻製造してるよね確か。


さて、
本題の名刺、活版印刷計画ですが、
知り合いのクリエイチブディレクターにその道のスペシャリストの
デザイナーさんを紹介してもらい、見積もりをお願いしました。

一応、僕の要望お伝えして、
片面1色、裏2色、淵に金箔押しで500枚で素敵な金額になりました。
素敵な価格でましたー!!!


予想金額を
軽く30000JPYオーバー!!!

名刺1枚あたり193.2円。


たかが名刺、されど名刺。
なるほど。
見積もり見た瞬間、独り大爆笑しましたが、
だんだん、嬉しくなりました。
やっぱり、手間のかかるものはきちんとお金が掛かるし、
きちんと対価があると。

オフセット印刷が決して悪いとかじゃないし、純粋な活字組だと
複雑なレイアウトが組めない。

なんだろ、写真でいうところのフィルムとデジタルの違いっていう
ニュアンスかしら?
けれど意外に不自由な事の方が、潔くて、艶っぽいというか。

懐古主義者ではないですが、時を経て残っている技術、文化は
やはり学ぶべきところが多いし、尊敬に値する。

活版印刷が素晴らしいと思うのなら、
応援という意味も込めて、発注するっきゃないよね。
箔の技術も本当に素晴らしいし。


しかし、けっこう高い(笑)。
配る時も気持ち入るね!
『はじめまして宜しくお願い致します!』
が、いままでの2倍は入るね(笑)!



見積もりを踏まえて、
オフセットとのミックスも含めて、また明日再考しようと思います。


0 件のコメント:

コメントを投稿