2012年8月23日木曜日

もろもろ


夏も終わりだってのに、
終わりだからか、日焼けして真っ黒。
特に腕。

これももう、1週間も前か。



やー、新潟の山間農村部でのロケ。

太陽光はやっぱりリッチだなぁと。

土方焼けが嫌だと思って
上半身裸でやってたら、蚊というか、
ブヨっちゅーか、たぶん牛に付いて
血をすう虫に散々やられました。
ざまあみろ。ってか。

こっちが言われてんだか、言ってんだかわかんないよね。


目の前の畑で採取して、
そのまんま、自然光でバチッと撮る。

なんか、こういうのは実に写真だよなぁと。

変に味付けなしで、煮付けとか、焼くとか
そう言うの要らない。

ばっと取って、しゃっと撮る。
いわゆる取って出しの刺身。



灼熱の太陽の元
何時間もひたすらシャッター切ってるんだけど
ある瞬間に、
ただただ写真している事に気付く。

トマトだけを綺麗に撮るという事だけを、
純粋に考える。
ピントを置く、
露出だとか、被写界深度とか、構図だとか、、もろもろ
超越して、ただただ、頭ん中が目の前を写すという事だけになって
ほんの10分とかそこらなんだけど
その集中している自分に気がついた時に、
本当に気持ちがようなっちゃうんだよね。

これだから、撮影の仕事は天職だと思う。


昔ハマってた山登りも
それだよね。
もう、荷物重くて、足も痛くて、腹もへって、喉乾いて
ただただ辛い、、で、下向いてただただ足を一歩一歩前に進める事だけを
考えてる事に気付いた時にすごい気持ちよくなる、あれね。




まー、いきなり雨降ったり。

ほんとセンチュリー君は出来る子。

突然の雨にも対応できる。
撮影機材の中で一番好きな子だな。



朝焼け狙ったり、
夕焼け狙ったり。

風景は狙ってもなかなか撮れないもんね。


島君もよう、踏ん張りました。

3日目の朝寝坊と、バッテリー忘れたけど、
まあ相対的に良しでしょう。
ま、連日睡眠2,3時間だから仕方なしか。

(尖閣諸島問題を棚に上げて)
日本を守るとか、薄っぺらい事言わないで
まずは、自己自立、自己完結してください。

そこから、家族、友人を守れる存在になってください。

日本を守れる存在になれるかどうかは
自分で決めれる問題ではないと思います。


撮影中、
ずっと交尾しながら、俺の近くにいました。

生命の根本動機ですね。


自動販売機で買って、
ぽんと
車のボンネットにおいてると、

ただただ、リアルなシズル。


こういうのが、
美しいんじゃないかなぁ、現実は。

ユノンもレインXも吹いてないのにね。

これが商業写真的であるかは別として。


これが、仕事となると出来ないんだよね、
なぜだか。



修行だね、日々。





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