2013年2月20日水曜日

先祖になる



2/16公開の"先祖になる"を
イメージフォーラムで観ました。


東日本大震災後の一人の男を
追いかけたドキュメンタリー。

とてもグッときました。

震災後、映像に関わる人間ならば誰もが
東北に足を運んだと思う。
興味本意でもなんでも、根本動機として何が起こっているのか
TVのニュース映像ではなく、
自分自身の目で確かめたかったと思う。

僕もその中の一人だ。

震災から、2年が経とうとし、あの衝撃的なショックから
今は冷静にあの状況を俯瞰で観れる時期に私はなった。
(関東で直接的な被害がない人間の少し不謹慎な意見かもしれないが。)

ちなみに
この映画は
悲惨で、悲しいドキュメンタリーではない。
むしろ、希望。

未来に向かって生き抜く術というか、
人として、人間としてどう生き抜くべきか、主役としてスポットを浴びた
直治さんは語っていた。


人生必ずしも、いい事ばかりじゃない。

そりゃあ、誰もが幸せで、
不安なく暮らせる事以上に幸せな事はないのだけれど、
むしろ、辛いことをどう生き抜くかと言うことかを
静かに教えてくれている気がする。

教えてはくれるというか、背中で語ってるよね。




ちなみに、この映画の撮影は、福居剛のお父さんの正治さん。
(歩き方が剛そっくりなのね、びっくり)

主役の直治さんは津波で息子を亡くした。
撮影した正治さんは病気で息子を亡くした。

息子を亡くした親父の姿と言うか、
生き様が重なって、その思いが、どうしても
映像に反映しているようで。

先祖になるって、ようつけたタイトルだよ。



劇中、
祭りでの若者の言葉にほんと心打たれた(涙とまらず)。

1年半にも渡る、取材の厚みを感じた。


久々に心打たれた(ホームラン)。




東京だと渋谷のイメージフォーラムで観られます。


ベルリン国際映画祭でもエキュメニカル賞を受賞したみたいです。
こういう、ドキュメンタリーが正当に評価されるのが救われますね。

男の子に観て欲しい映画ですね、是非 (ステマ) 。

やはり、職人だなぁ、男は。
口先より手先。

丈夫な身体と、健全な精神。




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