2009年6月27日土曜日

高垣麗子さん撮影








































ろうきんの成果物。

ろうきんの広告用撮影で年間使用分のイメージ撮りおろしました。
モデルはAnecan専属モデルの高垣麗子さん。

撮影スタッフのスタイリスト入江未悠さん、ヘアメイク柴田洋一郎さんは
Anecanの撮影でいつも一緒みたいで、終始いい雰囲気で撮影できました。

高垣さんは
相当なモデルのキャリアですが、
本当にすばらしいプロフェッショナルで、
最後まで集中力の切れることはありませんでした。

やっぱり、モデル撮影でヘア&メイクの存在って相当重要だと
この撮影で改めて考えさせられました。

メイクルームで一番近い距離で接している訳で
その人の人柄、腕、全部バレるんだろうなと。

自分の意見を言えることはクリエイティブの現場では、
必須ですが、それらを包み込む(オブラートに包む?)雰囲気というか、
言わずもがな、要求に応える技量と、明るくカメラの前に送り出す人柄。
柴田さんは本当に素晴らしいヘアメイクだと強く思ったのでした。

ニコパチではないけれど、笑顔を求める撮影現場では
その空間の雰囲気がなりより大切。
まず、シャッター切ってる僕自身が一番笑っていなければいけないし、
みんながそこに向かって行かなければ、絶対に写らないと思うのです。

写っちゃったではなく、
映すべくして、最善の努力でもって写す。

写す。
写れ。

原寸大RX-78





























お台場のガンダムいつの間にか完成してしまいました。

造られる過程を8x10inで定点観測しようと目論んでいたのですが、
梅雨時期で、機会計っている内に胴体はおろか、頭までついて
完成してしまっていました。

もう一段階完成前に撮りたかったので残念ですが、
近いうちに完成したRX-78撮りに行ってきます。

久々に8x10inで構えると、気持ちが締まりますね。
この大型カメラは本当に精細に写るものですが、ややもすると全く写らないカメラです。

僕自身はこのDeardorffを手にして、およそ8年ほど経ちますが、
初めの1年くらいは構えてるだけでテンションあがってしまって、何にも写ってない写真を
ただフォーマットが大きいということだけで満足してしまっていたのではないかと思います。

例えば大型カメラの
4x5inと8x10inは同じ延長線上にありそうで、
実は全く似て非なる存在であると僕は感じます。

8x10inを35mmカメラのようなスタンスで撮影できるよう学生時代憧れたのに、
今仕事でほぼデジタルカメラを使っている次第。

そのほとんどは、中判カメラのHasselbladや、mamiyaのRZにPhaseoneの
デジタルバックを使用していますが、
コストコストと広告の仕事ですら叫ばれているこの時代に
8x10inで撮影する意味を自らまた、定義して提案したいと思っています。

画像ではなく、写真を撮りたいのです。

劔岳

劔岳〜点の記〜


渋谷のTOEIで観てきました。
木村大作監督の男気というか、魂を感じました。

特に目立った、カメラワーク、演出等はありませんが、
地味でも丁寧に撮っている感じに好感。

エンドロールで、出演者、スタッフ共に総じて
肩書きなしの”仲間たち”
と表記されてるあたり、男気、いや男汁に溢れてました。


最近、
全然山登ってませんが、久しぶりに山の映像観て
稜線の連なっている感じ、雲海越しの日の出、日の落ち
天幕でしか味わえない、下界から自由になれる感じ、思い出しました。

北ア、劔周辺あたりに出かけたくなりました。
夏あたり表銀座の縦走しようかな。

明日あたり、錆び付いたアイゼン磨かないと(笑)!