2010年7月17日土曜日

落日の時

ついに、
富士フィルムがFP100Bの製造を中止しました。

もはや
既にラスト製造のロットの在庫もFujiになし。

プロラボ系も在庫なし。


太田先生の、情報により
新宿ヨドバシカメラの最後の最後の在庫を確保する事ができました。
それでもたったの20パック。

200シャッターで終了です。


4x5は、ほぼ全滅。
ブローニーはかろうじて、捜索の余地はあるようです。
地方都市の、写真量販店から
かき集めるのも手ですね。

アメリカB&Hも在庫なし。

関東全域のビックカメラ系は
太田先生が牛耳ったご様子です(笑)。


超高感度のFP3200B
は、かろうじて製造を続けるようです。
医療用目的か?



やぁ、しかし
本当にいいのだろうか、モノクロームフィルムみんな使ってないかい!?
デジタルだけで本当にいいのですか、みなさま。


本質が、損なわれ
メッキだけの、中身すかすかな物だけが
残ってゆくのは、今後の行く末を危惧してしまいます。

後進の若手の写真を目指す若者達(たとえば、10代の)
のアイデンティティーが
心配になります。

フィルム(粒子)、強いては写真の美しさの本質を見抜く
選美眼はどう磨けばいいのだろうかと。


方法論の選択肢は多いに越したことはない。
これしかできないではなく、
あれもこれも選べるけれど、これを選択するんだという
クリエイティブの意思。

そう感じるのは、私だけでしょうか?





0 件のコメント:

コメントを投稿