一流とか、二流とか。
三流とか四流とかは大して区別つかんのだろうけど、
超一流だけはわかる。
このことを
琴線に触れるというのか。
私のお琴は
触れすぎて、体内の大ちゃんアンプで増幅されて
エレキギターのようにかき鳴ってしまいました。
私のお琴は
触れすぎて、体内の大ちゃんアンプで増幅されて
エレキギターのようにかき鳴ってしまいました。
先日ABCで行われた
上田義彦の写真集『1986』刊行で開催された
トークショーに足を運びました。
上田さんは、
写真始めた頃からの憧れだったけど、
紙面上の対談とか、
TV(情熱大陸?トップランナー?)では見た事あるけど
実際生で見る(お会いする)のは初めてかも。
云うまでもなく
写真界の巨人(宝)ですが、
僕の中では操上和美に並んで、日本人では
大好きな写真家の一人です。
約2Hくらいの、後藤さんとの対談形式だったけど
良かったなぁ。
超一流だ。
まあ、スタイルは昔からそんなに変わってないし、
技術的に特別難しいことで抜きん出ている訳ではない。
本当に、王道というか、
静かで、実に写真らしい写真と申しましょうか。
要約しますと、
結局は上田義彦本人が実に面白いので
写真も素晴らしいんです。
それに尽きる気がしました。
技術とか、方法論(機材とか)、
そんなものではなくて
単純明快な事はその人自身が面白い。
それが、写真というものに写っていると。
なんか、上手く言葉にできないなぁ。
んんーーーー、
なんつーか、
もっと砕くと、デジタルがどーだの、レタッチだー、
フィルムの味が
とか、レンズがさぁとか、ストロボは何がいいとか
そんなものは、本当にほんとーーーに、小さいファクターでしかない。
どうでも良くはないんだけど、
そんなものはあくまで過程に過ぎず。
それ以前の問題、
被写体に対峙する姿勢、
”本当に、俺は、この目の前を撮影すべきなのか"
という、姿勢そのものに感銘を受けた。
この人解脱してんじゃねーのかなぁと
思いました。
同じ時代に日本に生きてるのに
明らかに違うステージにいらっしゃる。
別に、現時点で僕に悩みがある訳ではないのですが
今のこのタイミングで上田さんの言葉を生で聞けたことに
写真の神さまに感謝したいです。
わりと寡作な人だと思っていたけど
とんでもない。
攻め続けてる。
いんやぁ、
本当に心の底から
久しぶりに感動しちゃったのです。
久しぶりに感動しちゃったのです。
日々是写真。
写真は奇跡だよ。
好きな言葉だなぁ。
今一度、
写真行為に対する姿勢とでも
いいましょうか、いつだってフルパワーですが、
そういう事ではなく、
まだまだ、再考、念考の余地ありと。
自分自身の伸びしろが
まだまだあるんだという可能性に
喜びさえ感じてしまいました。
だいぶ、ポジティブですが。
私は巨匠になりますよ。
上田さんのいるステージに立ちたい。